ぎっくり腰

■ぎっくり腰は物を持ち上げたり、くしゃみをしたり、寝返りなどにより突然腰が動かなくなるような病態の事を言います。腰が痛くて動けず、まともに歩けない、トイレの便座に座れない、靴下がはけないなど日常生活に支障をきたします。ぎっくり腰は、筋・筋膜などの軟部組織を損傷する事で起こります。安静にしていれば、自然治癒することが殆どですが治癒するまでに時間がかかります。また、治らないうちに仕事などを始めると再発し慢性化し、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を起こす事もあります。病院で処方される湿布や痛み止めの薬は対処療法で痛みの緩和にはなりますが、ぎっくり腰を治療してくれている訳ではありません。

 ぎっくり腰と鍼灸治療

■鍼灸院には、ぎっくり腰になり、家族に支えられながら患者さんが来院されます。痛みで動けない、眠れないのも辛いですが、何よりトイレに1人で行けない状態が一番困るそうです。ぎっくり腰で歩けずに杖歩行で支えてもらって来られた方でも、1回の治療で杖なしで歩いて帰れるぐらい回復されます。回復しても治療後は必ず安静にしていて下さい。
ぎっくり腰は、起きてすぐに鍼灸治療するのが最も効果的です。1回でも大きく改善する為、患者さんは無理をしてでも来院されるのです。ぎっくり腰という症状の裏に変形性腰椎症や分離症・すべり症が潜んでいると治療は3回、重症の時は6回程度の回数が必要です

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